仏・ロレアルグループ、7年連続で「国連グローバル・コンパクト・リード企業」に認定

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2021.10.27

編集部

日本ロレアル株式会社(東京都新宿区/代表取締役社長:ジェローム・ブリュア)は、同社が属する化粧品メーカーである仏・ロレアルグループ(本社:パリ)が、現地時間 9 月20日、「国連グローバル・コンパクトの10 原則」への責任ある企業としての遵守と、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を成長戦略の中核に据えていることが評価され、7年連続して「国連グローバル・コンパクト・リード企業」として認定されたことを発表した。

この認定により、ロレアルは、国連グローバル・コンパクト(UNGC)の4分野-人権、労働、環境、腐敗防止に最も高い関心を持って事業戦略を展開している企業として認定されたこととなる。ロレアルは2003年よりUNGCに参加している。

今回の受賞についてロレアルグループ エグゼクティブ・ヴァイス・プレジデント、最高社会責任者 (CCRO) 兼 ロレアル財団エグゼクティブ・ヴァイス・プレジデントであるアレクサンドラ・パルト氏は次のように述べている。

「国連グローバル・コンパクトの認定は、人権の保護、バリューチェーン全体での適正な労働条件の提供、気候変動や生物多様性の損失などの緊急の環境問題への取り組みなど、ロレアルの長年のコミットメントと努力を裏付けるものです。ロレアルは大きな進歩を遂げてきましたが、これで終わりではありません。私たちには、これから先10年間変化は可能であることを示していきます」。

なお、ロレアルグループは、2030年に向けて主に以下のようにコミットしている。

●1.5℃のシナリオ※に沿って、すべてのスコープにおける温室効果ガスの排出量を最終製品あたり50%(絶対値では25%)削減。ロレアルグループはニューヨーク・クライメイト・ウィークのパートナーとして、本件のコミットメントを再表明

●5,000 万ユーロのインパクト投資ファンドである 「L’Oreal Fund for Nature Regeneration(自然再生のためのロレアル基金)」を通じて、劣化した生態系の 100 万ヘクタールの回復を支援

●社会的弱者に対し100万件の雇用創出を支援

●戦略的サプライヤーの 従業員に、彼らの基本的ニーズと扶養家族のニーズを満たす生活賃金を100%保証

※「世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比. べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑え. る努力を追求する」、 気候変動枠組条約 COP21パリ協定

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