ファンケル特例子会社、菓子の製造・販売を開始 ダイバーシティーを推進

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2021.11.3

編集部

ファンケルグループの特例子会社である株式会社ファンケルスマイル(神奈川県横浜市/代表取締役社長:簑島 修)は11月1日から菓子の製造・販売を行う「スマイルスイーツファクトリー」をオープンすると発表した。

当面、販売を行うのは、神奈川県横浜市にある店舗とファンケルグループ内での従業員向けルートの2つ。今後、順次販売先を増やしていくことで雇用を拡大する。

ファンケルスマイルは、障がいのある人の自立支援を目的に1999年2月、特例子会社として設立された企業。ファンケルの一部化粧品やサプリメントの包装業務、各種キャンペーン製品のセット業務、顧客向けのダイレクトメールの発送も手がけている。

今回同社が、菓子の製造・販売に乗り出した背景には、「2030年度までにファンケルグループでの障がい者雇用率5%」という目標を掲げてダイバーシティ(雇用の機会均等、多様な働き方)を推進していることがある。

その取り組みの一つとして「ベテラン従業員が安心して長く活躍できる環境整備と、さらなる障がい者の雇用拡大を図るべく、新たな取り組みにチャレンジ」(ファンケルスマイル 代表取締役社長 簑島 修氏)することを目的に同事業を開始した。

なお、ファンケルスマイルの菓子は、生地にファンケルの発芽米を使用している。

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