タカラベルモント、100周年を記念し「大阪万博」出展資料を公開

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2021.11.22

編集部

化粧品・空間デザイン等を手がけるタカラベルモント株式会社(大阪市中央区、代表取締役会長兼社長:吉川 秀隆)は、2021年10月に創立100周年を迎えたのを機に、大阪本社1階エントランスにて、12月17日までの期間、平日限定で、「美しく生きる喜び~1970年大阪万博から始まる美の哲学~」と題した展示を入場無料で一般公開している。

この展示では、同社の転機となった1970年の大阪万博に関する資料や、同万博で単独パビリオンとして参加した「タカラ・ビューティリオン」の設計図などを公開する。このイベントでの主な展示物は次のとおりだ。

1:建築家・黒川紀章氏が手がけた同社パビリオンの設計図や手書きのスケッチを初公開
同社のパビリオン出展は、資本金を上回る出資額のため、周囲は猛反対をした。しかし、創業者の吉川秀信は、「美しく生きる喜び」をコンセプトに出展を決断した。

なお、「タカラ・ビューティリオン」は、ジャングルジムのような構造体に、カプセルを組み込む方式で、未来建築を表現した建物。

館内は、地階が幻想的な映像と音楽で構成する実験場。1階から2階は、未来の理美容サロン、歯科クリニック、バスルームを提案するフロア。3階は回転式のショーステージとなり、4階は、未来のカプセル住宅を展開した。

今回、そのパーツイメージを描いた直筆の貴重なコンセプトスケッチや「タカラ・ビューティリオン」の約50の1の模型も展示する。

2:コシノジュンコ氏が手がけた同社パビリオンのユニホームを期間限定で展示
ミニスカートが主流であった70年代にあって、「タカラ・ビューティリオン」のコンパニオンが着用したユニホームはイエローのパンツスタイルに、リバーシブルのマントと帽子という斬新なスタイルであった。今回、大阪府が保管しているそのユニフォームを、期間中展示する。

 

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