「World’s Most Ethical Companies」に仏ロレアル、花王、ナチュラ・コスメティコスが選定

最新商品

2022.03.24

国際部

米シンクタンクEthisphere Institute(エシスフィア・インスティテュート)が発表した「World’s Most Ethical Companies 2022」(世界で最も倫理的な企業)に化粧品部門では日本の花王、フランスのロレアル、ブラジルのナチュラ・コスメティコスが選ばれた。今年は、22か国の45業界にまたがる企業の中、136社が受賞した。

World’s Most Ethical Companiesは、企業倫理や企業の社会的責任を専門にするエシスフィア・インスティテュートが透明性、誠実さ、倫理、コンプライアンスに関する優れた成果を挙げる企業を表彰する賞として2007年に創設。企業倫理と法令遵守に関する取り組み、企業市民としての活動、倫理的企業風土、コーポレートガバナンス、リーダーシップ・イノベーションと社会からの評価の5項目を総合的に評価して優秀な企業を選定する。

花王は、2007年に同賞が創設されて以来、16年連続で選定されているアジア、および日本で唯一の企業で、フランスのロレアルは13度目、ブラジルのナチュラは12度目の受賞となる。

今回の受賞に際し、花王の代表取締役社長執行役員の長谷部佳宏氏はニュースリリース(3月16日)の中で次のように述べている。「このたび、『世界で最も倫理的な企業』に16年連続で認められたことを光栄に思います。花王は、『正道を歩む』を基本的な価値観としており、外部機関からのこのような評価をとても大切にしています。一方で、『正道を歩む』と同時に、現状に甘んじることなく進化しなければならないという危機感があり、2021年は企業理念『花王ウェイ』を刷新しました。行動原則に『果敢に挑む』を掲げ、今後さらに変化する社会においても、高い目標に向かって挑戦し続けていくことを新たに決意しています。」

#

↑