グローバル情報会社NPDグループは、6日、フランスでマスク着用義務が終了した直後にプレステージ口紅の売上が急増したと発表した。同グループの調査によると、フランスでは、2022年3月14日以降、屋外でのマスク着用義務が終了しており、3月14日の週にプレステージ口紅の売上が前週と比較して35％増加した。

同比較時期のセレクティブメイクアップの売上高は8％アップ、香水の売上高は3％アップした。これに対しリップメイクの売上高は30％の急増を記録したのは、口紅の販売数蔵が大きく貢献したと分析されている。NPDグループのヨーロッパ美容アナリストのMathilde Lion氏は、「多くの消費者は新しい口紅を購入することによってマスク着用からの自由を祝っている。パンデミックで苦戦しているメイクアップブランドにとって素晴らしいニュース」などとコメントしている。