International Society of Aesthetic Plastic Surgery （ ISAPS ）／国際美容形成外科学会は7月24日、各国の美容形成外科学会から集計したデータをまとめた2013年の統計を発表した。2013年に世界で施された美容外科および 美容（非外科的）手術の総数は2,300万ケースに達し、美容整形手術は地球規模で増加していることを示した。女性2,000万、男性300万の利用比率だった。

総数ではアメリカが１位だったが、美容外科の施術数ではブラジルが、はじめてアメリカを凌いだと報告された。2013年に世界で最も利用された治療法はボツリヌス毒素で500万以上の施術数の統計結果となる。

同学会の報告書から世界トップ５の国リスト、美容外科手術のトップ５、美容（非外科的）手術のトップ５を紹介する。

世界トップ５の国リスト、施術数、前年比増加率（％）
１．米国 ：3,996,631（17％）
２．ブラジル： 2,141,257（9.1％）
３．メキシコ ：884,353 (3.8％）
４．ドイツ ：654,115 （2.8％）
５．スペイン ：447,177（1.9％）

美容外科手術のトップ５と施術数
１．豊胸 ：1,773,584
２．脂肪吸引：1,614,031
３．眼・まぶた形成：1,379,263
４．脂肪吸入 ：1,053,890
５．鼻：954,423

美容（非外科的）手術のトップ５と施術数
１．ボツリヌス毒素：5,145,189
２．フィラー注入：3,089,686
３．レーザー脱毛：1,440,252
４．非侵襲型の顔の若返り：1,307,300
５．ケミカルピーリング、CO2リーザー、皮膚剥離：773,442