株式会社資生堂（東京都中央区）は、高齢化社会を見据えてシニア女性向けの総合ブランド『プリオール』を2015年1月21日に発売する、と発表した。

同社は世界の中でもトップの超高齢化社会を迎えるにあたり、シニア女性の意識や実態を探索した。シニア女性の意識・行動・化粧品モニターなどの調査を行った結果、「年齢に捉われず新しいことにチャレンジして、わくわくいつまでも輝いていたい」という意識が強いことが明らかになった。加齢と上手につきあいながら自分らしく輝きたいと思う一方で、肌に対する悩みは１人あたりの平均が13.4個と多く、加齢による肌の変化を実感していることがわかった。

今回発売する『プリオール』は、「大人の七難 すんなり解決 プリオール」をコンセプトに、年齢を重ねたシニア女性の「下がる」「凹凸」「影」「色」「乾く」「見えにくい」「おっくう」という気持ちや悩みに対応する化粧品シリーズ。
同シリーズの特徴は、加齢による「暗い影」「下がった印象」「シミ・乾燥による小じわ」「白髪」などの年齢サインを、2種類の反射光（鏡面反射光と拡散反射光）をコントロールすることで美しく見せることができる「つやサイエンス技術（下の図）」と、 難しいテクニック・面倒なステップは不要で「簡単で手軽に美しくなれる」ということ。

スキンケア・ベースメーキャップ・ポイントメーキャップ・ヘアの総合ブランドは、全33品目65品種。プロモーションには、女優の「宮本信子さん」「原田美枝子さん」を起用予定。

尚、ヘア商品の4品目8品種を、11月21日より資生堂ウェブサイト「ワタシプラス」で先行発売する、とのこと。