QLife、がんの副作用別レシピを毎週更新
2015.04.14
編集部
株式会社QLife(東京都千代田区)はこのほど、がん(癌)専門の情報サイト『QLifeがん』をリニューアルした。副作用に悩むがん患者用に、料理法やレシピを紹介するコーナーを新たに設置。症状別にがん患者用レシピを充実させるサイトは珍しい。また、全国有力病院の「がん治療体制」(専門医や専門外来、治験実績など)や「がん治療実績」(部位×ステージ×治療方法別)などを公開した。
治療過程の食事に悩むがん患者や家族は多いが、通常のレシピではこれらの症状に対応できない。そこで同サイトは、典型的な副作用別にレシピを整理して提供する。具体的には「食欲不振」、「嘔吐」、「味覚変化」、「口内炎」、「食道炎」、「下痢」、「便秘」、「咀嚼困難(そしゃくこんなん=噛みにくい)」、「嚥下困難(えんげこんなん=飲み込みにくい)」の9種類。同時に「金属製のスプーンは苦味を強く感じさせることも」、「嘔吐した場合は、固形物を食べるのは無理、かえって症状を悪化させることも」などのアドバイスも掲載。レシピは『がん患者さんのための国がん東病院レシピ』(法研、2013年発行)より。
- 参考リンク
- 株式会社QLife