株式会社資生堂（東京都中央区）は、東急プラザ銀座内「ロッテ免税店銀座」と、福岡三越内「FUKUOKA DUTY FREE TENJIN」に空港型市中免税店をオープンする。

3月31日（木）開業の都内最大となる空港型市中免税店「ロッテ免税店銀座」（東急プラザ銀座9階）のDUTY FREE ZONEに子会社、株式会社ザ・ギンザ（東京都中央区）を通じて 「SHISEIDO」、「クレ・ド・ポー ボーテ」、「ザ・ギンザ コスメティックス」、「セルジュ・ルタンス」のカウンターを展開する。

プロモーションスペースや限定品コーナーを設け、訪日客のプレステージ層との接点拡大を目指す。

「ロッテ免税店銀座」のフロアは、DUTY FREE ZONE（消費税、関税、酒税、たばこ税が免税）と、TAX FREE ZONE（消費税のみ免税）に分かれており、株式会社ザ・ギンザは DUTY FREE ZONE で展開するほか、資生堂ジャパン株式会社（東京都港区）は TAX FREE ZONE で、スキンケアブランド「アクアレーベル」と日やけ止めブランド「アネッサ」を販売する。

さらに、4月1日（金）には、空港型市中免税店「FUKUOKA DUTY FREE TENJIN（フクオカデューティーフリーテンジン）」（福岡三越9階）にも「SHISEIDO」、「クレ・ド・ポー ボーテ」、「ザ・ギンザ コスメティックス」、「セルジュ・ルタンス」のカウンターを展開する。

同社の空港型市中免税店は、銀座三越に続き、これで3カ所目となる。

空港等で免税事業を行う TR（トラベルリテール）は、円安や査証要件緩和による訪日観光客増加などの影響により伸長傾向が続いている。

今回オープンする空港型市中免税店、2店補ではカウンターで充実したカウンセリングやメーキャップを受けたい、というプレステージ層のニーズに応え、ゆったりと座れるスペースを設け、専門知識を得た専属のビューティーコンサルタントが対応する。

物販だけにとどまらず、ブランドロイヤルティを高めるのもねらいだ。