美容整形医療で使用される脂肪溶解レーザー機器「Smart lipo」の使用報告が16日、美容外科学会誌の「Laser Liposuction in Inteventional Radiology」に発表された。

1064nmと1320nmの光ファイバーレーザーを用いた今回の症例報告では、処理領域や体型によるものの、施術によりすべての患者で30-90％の体脂肪の変化が見られた。また、初期の皮膚弛緩度、年齢、ストレッチマークの有無によるものの、すべての患者で20-80％の引き締め効果が見られた。痛みやあざは見られたが重大な合併症はなかった。また皮膚のやけども見られなかった。
レーザー脂肪分解とレーザー脂肪吸引は、美容医療の分野で成長しており、光ファイバー技術により施術結果の向上が得られると著者らは結論している。