資生堂、企業文化誌「花椿」を全面リニューアル
2016.06.7
編集部
株式会社資生堂(東京都中央区)は、このほど 企業文化誌「花椿」のWEB版を全面的にリニューアルし、 内容も形態も一新した。
リニューアル版は「時を経ても色あせない本質的なモノやコトを見つけ出す」をコンセプトに、 アート、 ファッション、 ビューティーを中心とした6つのコンテンツからスタート。 今後、 順次コンテンツを加えていき、 新たな若い読者層との出会いを広げていく。
WEBと連動し、 2016年秋に「季節の贈り物」として季刊誌を刊行予定だ。季刊誌では、 毎号の特集でより本質的なテーマを掘り下げるとともに、 WEBで掲載されたコンテンツとも連動するクロスメディア化を図るとしている。
資生堂は、 2020年までの中長期戦略「VISION 2020」で若い世代へのアプローチを重視しているが、今回の「花椿」WEBのリニューアルはその一環。
以下の6つのコンテンツは日めくりカレンダーのように、 日々新しい情報を更新する。
(1)空想ガストロノミー
旬の食べ物をテーマとしたgifアニメ(=複数のgif形式画像をつなげたアニメーション)。
(2)Wake up, Make up ! -心うきたつメーキャップの時間-
単なるHow toではなく、 メーキャップの楽しさを動画で紹介するコンテンツ。
(3)Now, What !
ファッションやサブカルチャーなどのニュースから読み取れる「今」を明らかにするコラム。
(4)偏愛!資生堂 -オタクな逸品を紹介するリレーコラム-
文芸作品に描かれた銀座と現在とを対比し、 銀座を再発見。 第一回は「カフェーパウリスタ」の歴史をたどる。
(5)美をめぐる旅
「人の手でつくられたもの全てはアートである」をコンセプトに、 日本全国の様々な「アート」を紹介。 第一回は大分県国東半島を取材。
(6)銀座時空散歩
文芸作品に描かれた銀座と現在とを対比し、 銀座を再発見。 第一回は「カフェーパウリスタ」の歴史をたどる。
メインターゲットである20代読者が時代の空気を感じながら本物に触れ、 感性が豊かになって自分を高められるような情報を発信するとしている。
- 参考リンク
- 資生堂 花椿