ストレスの少ない生活は、美容にも有効 サティス製薬研究

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2016.11.15

編集部

化粧品の開発とOEM製造を行う株式会社サティス製薬(埼玉県吉川市)は、女性約300人のストレスとシミの関係を定量的に解析し、ストレスの少ない生活が美容にとって有効であることを初めて実証した。

10~70代の女性約300名を対象に、ストレスが肌状態に与える影響について以下のように検討した。

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まず、ストレスと肌に関して女性がどう感じているかアンケート調査をしたところ、「ストレスで肌乱れすることがよくあるか?」という設問に対して、約4割の女性が「そう思う」・「やや思う」と回答し、多くの女性が、ストレスによる肌の不調を実際に感じていることが確認された。

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次に、精神的ストレス指標である唾液中のコルチゾルと、肌悩みの中で女性が高い関心を払っているシミとの関係を解析した。

コルチゾル量と、熟練した評価者によってスコア化されたシミの目立ちとの関係を解析したところ、コルチゾル量の少ない女性では、シミが有意に目立たないことが示された。

最後に、コルチゾル量と画像解析装置によって定量化されたシミの数との関係を解析。その結果、コルチゾル量が少ない女性では、シミの数が統計学的に有意に少ないことが示された。

ストレスと美容関心事の代表であるシミとの関係を定量的に明らかにしたのは、同社が知る限りでは初めてのことだ。

以上のことから、ストレスと肌状態は深い関わりがあり、ストレスの少ない生活は美容に有効であることが実証された。

同研究成果は、10月30日の第32回日本ストレス学会学術総会にて、メディプラス研究所と共同で発表。同社は、ストレスと肌状態の関係を示唆した同知見を基に、肌トラブルや老化原因の究明を目指し、引き続き研究を行っていく。

参考リンク
株式会社サティス製薬

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