医療分野と工学技術の連携を推進する新たなスキームとして、株式会社イプロス（東京都千代田区）は5月27日に、医薬品･食品･化粧品･バイオ業界に関連する製品・技術情報のデータベースサイト「イプロス ライフサイエンス」を公開した。

医療・ライフサイエンス市場は急速に拡大する一方、製造業など他業界からの技術参入が難しいという課題があった。同社は、国内最大の技術データベースサイト「イプロス」を通じて月間70,000件の技術マッチングの実績を積んでいる。そのノウハウを活かして「イプロス ライフサイエンス」を立ち上げた。製造業、建設業に続き、同社が運営する第３の業界サイトとなる。

対象業界は医薬品･食品･化粧品･バイオ業界。サイト利用者となる会員業種や職種は医薬品･化学品･食品製造企業、大学･研究機関等の研究者およびエンジニアを想定。初期会員数（メールマガジン購読者数）は約4万人。研究用理化学機器･分析機器･実験器具･加工装置などの製品が登録されている。