株式会社エイム(東京都青梅市)は、全身を水素カプセルの中に包む『高気圧水素カプセル』を発売する。

同社は、新製品を2月15日から3日間、東京ビッグサイトで開かれる国内最大の健康産業ビジネストレードショー「健康博覧会2017」に出展し、同日より予約販売を受け付ける。

吸引式の水素摂取器具は健康サロンなどで使われているが、人が中に入るカプセルタイプの商品は世界で初めてという。脳梗塞や老化など体内の活性酸素が原因で進行する現象を防止する効果があるとして水素が注目される中、新製品は、水素を効率的に取り込める。

同社は、以前より年間で50～80台の高気圧酸素カプセルを販売しているが、新製品はこの製品を基本モデルとして使い、カプセルへの空気導入路に水素発生装置を接続して実現した。

水素は体内の活性酸素と結合して水に変える力を持つため、健康志向の消費者から注目されている。新製品は水素発生装置をオフにすれば高気圧酸素カプセルとしても利用できる。

同社は販売先を個人宅、スポーツクラブ、ヨガスタジオ、温泉施設、各種サロン、病院、リハビリセンター、整骨院などを想定しているという。