コーセーは今秋、20 代向けのメイクアップブランド「ヴィセ」を刷新する。新しいブランドコンセプトは「リッチグラム」。手頃な価格でありながら、「上質な大人グラマラス」を表現した商品展開を図る。9月5日より、新コンセプトのポイントメーク、ベースメーク29品目90品種を一斉投入、新しいロゴ（＝画像）や専用什器も採用してブラッシュアップ感を前面に出す。新生「ヴィセ」で、同社は秋のコスメ商戦に勝負をかける構えだ。

今回のリニューアルにより、「手頃な価格帯」でありがならも、上質感・本物感にこだわったメイクブランドの確立を目指す。同社は、近年の20代女性について、低価格なファストファッションなどでトレンドアイテムを取り入れながらも、ポイントとなるアイテムはワンランク上の上質なものにこだわるなど、“手頃な価格と高級感”のバランスを上手く使いこなしていると分析。こういった時代背景に即して、今回のブランド刷新に至った。

「ヴィセ」は10～20 代のトレンドに敏感な女性をターゲットに、1994 年1 月に誕生したメイクアップブランド。「グラマラス」をコンセプトに、常に時代のファッションリーダーをイメージキャラクターに起用している。ビューラーなしでもカールできる「グッドカールマスカラ」など、数多くのヒット商品を生み出している。