英Burberryのコスメティックストア「バーバリー ビューティ ボックス」が、年内に国内の全店舗を閉店することがわかった。

Burberryのフレグランスを含むビューティ製品のディストリビューション契約は、株式会社資生堂（東京都中央区）の子会社EMEA地域本社が締結していたが、中長期戦略VISION 2020で掲げた「プロダクティビティ（事業の生産性）と収益性改善に向けた選択と集中」の方針に従って、2017年4月にBurberryとのディストリビューション契約を終了していた。

これを受け、米COTYがBurberryのビューティ事業であるフレグランスおよび化粧品販売の長期的、独占的ライセンス権を取得することで合意。日本市場ではCOTYが展開してきた。

今年3月にオープンしたばかりのルミネ横浜店はすでに閉店済みで、12月には池袋西武店、銀座三越店、梅田阪急店が順次閉店する計画。ただし、メイクアップ製品については引き続きWebで販売を続ける模様だ。