バスクリン、成長のための変化にチャレンジしスリムで強靭な企業へ

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2018.01.11

編集部

<2018年の年頭所感>株式会社バスクリン 代表取締役社長 古賀和則氏

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

旧年中は格別のご愛顧を賜り、誠にありがたく、厚く御礼申し上げます。2018年の年頭に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。

弊社は、お客様の美と健康、喜びと感動のある暮らしに貢献することを使命とし、バスクリンらしさを大切にすることで弊社の強みを発揮してきました。安全と安心を担保し、環境に配慮した製品設計を旨として「信頼されるものづくり」にこだわり続けてこられたものと自負しております。これは企業として普遍的なあるべき姿であるとも言えます。

ところが昨年、複数の名だたる企業において、日本国企業の信頼を失墜しかねない不祥事がおきました。当たり前のようなワードになっている“ガバナンス”“コンプライアンス”が企業の文化としてしっかり根付いていなかったのではないでしょうか。その理由がどのようなものであったとしても、経営者はその責任を免れるものではありません。他山の石として、あらためて企業の社会的責任を自覚し、理念とする「信頼されるものづくり」を徹底し、お客様に安心してご使用いただける製品を提供してまいりたいと強く決意しております。

さて、2016年のことになりますが、環境省が推進する「ウォータープロジェクトアウォード」において奨励賞を、昨年は「環境人づくり企業大賞2016」優秀賞を拝受いたしました。創業以来、お風呂に欠かせない「水」を大切にすることを心がけ、製造工程における水使用の節減、お客様がご利用になった後の残り湯の活用や浴槽浴による節水の啓発など、環境に配慮した企業活動に取り組んでまいりました。また、全社員が、弊社の事業(製品)と地球環境の相関を正しく理解し、環境に対する価値観を共有していくため、私自身が率先し、社会環境検定(通称:エコ検定)の全員合格を目指しました。

「自然との共生を原点として、身体と心と環境の調和を図り、健やかで心地よい生活を提供する」ことを経営理念に取り組んできたこれらの活動を評価いただけたものと感謝しております。これらご評価に恥じないよう、ご期待に沿い、お客様に選択していただける製品をこれからも提供してまいります。

本年は戊戌(つちのえいぬ)にあたりますが、干支では「草木が繁茂しすぎて日当たりなどを悪くしているため、不要な枝葉を切り払う」という意があり、変化させることでさらなる成長や発展を期す、という意味に通じるようです。弊社が「健康」に関わる企業であることに変わりませんが、成長のための変化にチャレンジし、無駄を削ぎ落としスリムで強靭な企業となり、一人でも多くの「バスクリンのファン」を獲得してまいる所存です。

足下の日本経済は緩やかに持ち直し、家庭の消費も上向き傾向が見られているようですが、不安定な国際情勢も相まって、先行き不透明感が続くものと予測しています。企業を取り巻く環境はめまぐるしく変化しますが、たゆまぬ進化を目指します。

最後になりますが、皆さまには今後ともご指導ご鞭撻のほど賜りたくお願い申し上げますとともに、新年が皆さまにとりまして、ご多幸とご繁栄の年となりますよう心からご祈念申し上げます。

参考リンク
株式会社バスクリン

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