KBK、組織強化元年と位置づけ「強い」組合へ

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2018.01.12

編集部

<2018年の年頭所感>神奈川県美容業生活衛生同業組合(KBK)理事長 山本政幸氏

新しい年をお迎えになるにあたり、皆様には穏やかな気持ちでお過ごしのこととお慶び申し上げます。KBKが昨年6月に新しい執行部体制を整え、「明日の組合」に向けて「脱皮」するための活動を開始しました。

KBKも先達の方々のご努力でここまで来られましたが、時代の変遷とともに業界を取ります環境も大きく様変わりし、特に「規制緩和」の一言の下で業界全体が多方面から浸食を受け、組合としての枠組みも弱体化の様相を見せるようになってしまい求心力が低下しています。この様な状況がいつまでも続くことは決して許されるべきでなく、今こそ組合員が一つの方向を向いて生き生きとした業界つくりを目指す時だと痛感しています。

「生き生き」とした組合への脱皮=「魅力」のある組合、「強い」組合への挑戦です。昨年から始めた支部懇話会の最大の目的は組合員増強であり、そのための第一歩として実施致しました。まだ、すべての支部に伺ってはいませんが、KBKと支部の距離を縮めるためにも回を重ねていくつもりです。

加入促進は最も大事な取り組みですが、ただ闇雲に加入を唱えるのではなく、組合の存在とその意義を一般社会に知らしめて、組合の価値の認知度を高めるための行動と広報活動も必要な要素です。例えば、訪問美容事業やボランティア活動など、業界の外に向けたサービス展開も組合活動の一つであるということを広く一般市民に知って頂くことも大事な要素です。ひいてはこれが組合の一つの魅力として市民権をえることが出来れば、自然体での組織強化につながるものと考えています。

組合員が不安や不満を抱く事なく組合員でいるためには、「強い組合」でなくてはなりません。強い組合であるための条件は何と言っても「数の力」の論理です。数の力は組合経済の原動力となって、結果、組合員に対して様々な還元を導くことが出来ます。

組合は求心力が欠けると内部からのビックバンを引き起こしかねません。求心力に求められる要素として掲げられることは「信頼関係の構築」と「情報の共有」です。新しい年での取り組みは、この基本となる要素の確立を目指すことから始めて参ります。これは目に見えるものではありませんが、感じることはできます。これが出来て初めて目に見える事業に取り組み事が出来るものと確信致しております。

本年は組織強化元年と位置づけ、このテーマを中心とした組合運営を進めてまいります。つきましては、脱皮した組合を目指して是非皆様のお力を賜ります様お願い申し上げますとともに、皆様がご健勝でお過ごしになれる一年であります様ご祈念申し上げ年頭の挨拶とさせて頂きます。

参考リンク
神奈川県美容業生活衛生同業組合

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