東邦化学工業、2018年3月期3Qは12.8億円の黒字に転換

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2018.02.7

編集部

東邦化学工業株式会社(東京都中央区)は6日、2018年3月期第3四半期の売上高が前年同期比12.7%増の322億6700万円、当期純利益が12億7900万円となり、前年同期の1億7200万円の赤字から黒字に転換したと発表した。界面活性剤セグメントのトイレタリー用界面活性剤分野をはじめ、幅広い分野で販売が増加した。

原材料価格の上昇に伴う原料費コストの増加や、東邦化学(上海)有限公司における営業損益黒字化の遅れの影響があったものの、増収による収益効果により、これをカバーした。

セグメント別の業績を見ると、トイレタリー用界面活性剤は、一般洗浄剤の大口ユーザー向けが伸長し大幅に増収。プラスチック用界面活性剤は、主力の帯電防止剤や乳化重合剤が堅調に推移し増収となった。

界面活性剤分野の全売上高は、前年同期比14.7%増の175億4500万円、セグメント利益は同9500万円増の11億9100万円となった。

2018年3月期通期の売上高は前年比10.2%増の425億円、当期純利益は同277.4%増の12億円となる見通し。

参考リンク
東邦化学工業株式会社

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