高砂香料工業、2018年3月期3Qの当期純利益は19.2%減

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2018.02.26

編集部

高砂香料工業株式会社(東京都大田区)はこのほど、2018年3月期第3四半期の売上高が前年同期比0.5%増の1060億5700万円、当期純利益が同19.2%減の50億1000万円となったと発表した。

主な部門別売上高を見ると、フレーバー部門はシンガポール子会社などが減収となったものの、ドイツ子会社などが好調に推移し、前年同期比0.6%増の634億1300万円。フレグランス部門は、米国子会社などが好調に推移して同4.1%増の285億5200万円、アロマイングリディエンツ部門は主力品メントールが堅調に推移して同3.2%増の83億1500万円となった。

主なセグメント別業績を見ると、日本はアロマイングリディエンツ部門などが好調に推移し、売上高は前年同期比横ばいの498億1500万円。米州は、フレーバー部門の苦戦と米国子会社の基盤強化に伴うコスト増などにより、売上高は同5.0%減の233億8600万円となった。

2018年3月期通期の売上高は前年比5.3%増の1440億円、当期純利益は同5.2%減の60億円を見込んでいる。

参考リンク
高砂香料工業株式会社

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