化成肥料や化成品、化粧品原料事業などを手掛ける片倉コープアグリ株式会社（東京都千代田区）はこのほど、2018年度から2020年度までの3年間を対象とした経営統合後初の中期経営計画を策定した。新たなビジネスフィールドと位置付けている化粧品原料、無機素材品の海外展開を強化していく方針などを盛り込んだ。

同社は、国内トップクラスの肥料メーカーだが、今後は新たなビジネスフィールドの拡大として、化粧品原料や無機素材品を中心に海外展開を積極的に図り売上高の拡大に努めていくなどして、創立100周年を迎える2020年に向けて、次世代にふさわしい企業基盤構築を目指す。

中経の最終年度までに、売上高410億円、純利益14億円を達成目標として掲げた。