【連載】この中小化粧品会社に注目㊺キーリー(下)~顧客の悩み解消を図るコールセンター内製化~

2021.03.19

特集

編集部

キーリーが薬用育毛剤の販売を始めたのは法人を設立(2014年5月)間もない同年秋に第一弾の商品として無添加育毛剤「イクオス」を投入したのが最初。その後、2017年4月に専用デオドラントクリーム「デオシーク」と目元用クリーム「メモリッチ」(2017年12月販売)の2種類を市場投入。2018年8月に女性用育毛剤「ルルシア」を販売した。
現在は、イクオスのリニュアール化を図り、主に4種類のコンプレックス(人間の悩みを訴求した商材)商品を自社専用の公式サイトで販売している。

一方、同社は「顧客第一」と「コスト削減」の考えからコールセンターの内製化(2016年)を図ったことも事業面での特徴といえる。
同社では「当社が扱う商材は、顧客が抱える悩みに応える商材であり相応の知識を持ち顧客に寄り添って対応することが求められる」として導入に踏み切ったのがコールセンターであった。
コールセンターの内製化に踏み切って以来、2021年1月で約5年を経過したが、現在では「顧客の悩みを吸い上げて即座に問題解決につなげる体制を確立している」と説く。

このコールセンター内製化と合わせて顧客ファーストの観点から徹底的にこだわったのがカートシステム導入による注文画面における使い勝手の向上。
その目的を達成するため同社では、注文画面立ち上げ当初からリピート通販専用カート「リピスト」を導入した。
リピストとは、単品通販・リピート通販に特化したショッピングカートASPサービス。商品ページ一体型申込フォームや豊富なステップメールが特徴的なサービスで、アップセル機能、会員属性(顧客ランク機能)、広告効果測定、電話受注対応システムなどの機能もあるため、初心者から本格的なECサイト事業者まで幅広く対応できるのが特徴。

当初、カートシステムの選択において同社が重要視したのは、コスト、運用のしやすさ、自由度の高さの3つ。中でも、顧客ファーストを念頭に置いた時、カートシステムにおける自由度の高さがカートシステム導入の決め手になった。
「最近は、モバイルからの購入が大半を占めることもあり、出来る限り入力項目を少なくし、かつ見やすいことがリピスト運用では必須となっている」と説く。

現在では、オペレーターレベルまでリピストの概要や操作方法などを落とし込み、電話やメールで顧客対応をしながら、注文受付から出荷業務委託先への発注依頼までを一括で対応できる体制を整えた。

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