鈴木ハーブ研究所 ~豆乳ローションなどロングセラー商品に~

2021.08.12

特集

編集部

鈴木ハーブ研究所(茨城県東海村、社長鈴木さちよ氏)は、娘のアトピー肌改善のために開発したハーブローションをもって2004年9月に創業した。以来、現在では、ハーブ由来の化粧品開発・販売やハーブガーデンでのハーブ栽培と苗等の販売、環境活動を中心に事業展開している。

起業のきっかけとなった敏感肌用ハーブローション「肌草創」シリーズに加えて大豆の研究に精通し現在では、肌の保湿力を高めた「納豆ローション」シリーズをはじめムダ毛をケアする「パイナップル豆乳ローションシリーズ」(写真)や物物の力で敏感肌をケアする「フィトヴェ―ルシリーズ」「乳酸菌シリーズ」、自活力スキンケア「エスプライムシリーズ」など個性的で、多様な自社ブランド化粧品を開発、販売(通販)している。

中でも、「納豆せっけん」「納豆ローション」は、納豆のネバリに含まれる保湿成分ポリグルタミン酸に着目して開発したもので、創業以来のロングセラー商品となっている。

特に、大豆とアイリス主体のイソフラボンがムダ毛に働きかける次世代の化粧水「パイナップル豆乳ローション」は、幅広い層に支持されてシリーズ累計販売数355万本を記録した。また、植物が持つフィト・ケミカルという抗酸化成分に着目した年齢肌をケアする「アンデコレ」シリーズや肌の保湿力を高める納豆のネバネバ成分・ポリグルタミン酸に着目した「納豆ローション」シリーズは、天然由来の良質な成分を実感してもらうために、原料を高濃度に配合。肌のうるおいや弾力成分を増やし、ツヤのある健やかな肌へ導くことを実現した。

さらに、「パイナップル豆乳シリーズ」も累計販売本数が500万本を超える人気商品となっている。

自宅で簡単にムダ毛ケアができ、ツルスベな美肌を叶えてくれる商品として評価が高くユニークな着眼点で商品開発した。

同社は、これまで日本国内で販売事業を展開してきたが、今後は主力商品である「パイナップル豆乳シリーズ」をはじめとした一連の化粧品シリーズをいかに拡販していくかが課題。 現在、マーケティングの課題は、同社にとって緊急のテーマとして浮上している。

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