(86)ロイヤル化粧品/上 グループでコスメ・サプリメント事業を国内外で展開~

2021.10.11

特集

編集部

ロイヤル化粧品(東京都港区)は、1987年に純金箔入り基礎化粧品ロイヤルゴールドの販売会社として設立。以降、自社ブランドコスメの開発・コスメの生産体制整備や健康食品、旅行業などに新規進出した。

現在、製造(太田工場・山形工場)・物流を担う「ロイヤルコスメティックス」(1991年1月設立)や健康食品の製造・販売を行う「ロイヤルグリーン」(1986年2月設立)、旅行代理店「ロイヤルツーリスト」などのグループ会社を擁する。また、米国と韓国に現地法人を設立するなどコスメと健康食品を主体に国内外で事業展開している。

ロイヤルグループ全体の社員数は、173名(2019年5月)、売上高51憶2400万円に上るとみられるが非公開のため、業績の実態は明らかにしていない。

化粧品の開発・製造は山形工場で行っており肌への安全性を高めるために、動物由来成分を一切使用せず、厳選した植物性成分を主体にした商品を開発・製造している。

現在、商品化し通販及び訪販している主なコスメは、美しい素肌を追求し、うるおいとハリを求めたゴールドのスキンケア「ハーブスキンケアシリーズ」(金箔入りスキンケア=写真)がある。

同スキンケアは、創業時からこだわりの純金を配合、自然の恵みの植物性成分主体でノンオイル・ノンアニマル、化学香料・着色料は一切使用しないナチュラルコスメ。体の内側から美をめざす目的で開発したインナーケア(サプリメント)や「頭皮も顔の肌と同じようにケアを」を触れ込みで商品化した「ヘアー・ボディシリーズ」。育毛ローション、シャンプー、トリートメント等の「APシリーズ」(医薬部外品)などがある。

こうした自社化粧品について同社は、店舗出店や広告を一切行なっていない。正規販売代理店またはファミリー会員(メイト会員、リーダーメイト会員)から購入するようになっている。

同社の最大の特徴が化粧品、サプリメント等を会員等が訪問販売する販売方法・いわゆるマルチ商法に見ることができる

 

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