2014.05.28
【17】 三菱商事、化粧原料事業をビタミンC60バイオリサーチで推進(上)
世界で化粧品の原料に活用される次世代材料フラーレン(炭素原子)の事業化にいち早く先鞭を付けたのは、三菱商事である。同社は、フラーレン・カーボ...
美白問題を契機に化粧品原料の安全性、品質問題が新たに浮上してきた中、原料各社をとりまく環境は大きく変わってきた。
グロ―バル化の進展は、BSE(牛海綿状脳症)問題をはじめ遺伝子組み換え作物(GM0)原料、欧州連合の欧州化学品・ 化学物質規制(REACH)など環境、ホルモン領域での規制が強化されるなど安全性を確保した新たな変貌(イノベーション)に迫られている。また、為替変動による原料価格の値上げとコスト吸収、主力ユー ザーの化粧品各社からの安全性要求、自然派原料開発の加速化など原料各社を取り巻く環境は一段と厳しさを増している。
そこで、化粧品原料 メーカーや商社を対象に代表的な原料(製品)をどの様な独自技術、ノウハウを駆使して開発し、化粧機能性を実現したか、安全性、有効性を目的とした具体的なエビデンスの試験方法、内外での販売動向などについて各社個別の事業展開に迫った。
(毎週水曜日付けから各社上、下2回または上、中、下3回の掲載)
2014.05.28
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