乳酸菌L8020菌使用の生後7ヶ月からの虫歯ケア製品など3種類発売

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2014.08.6

編集部

ジェクス株式会社(大阪市中央区)は、広島大学歯学部の二川浩樹(にかわ ひろき)教授によって健康な子供の口から発見された乳酸菌L8020菌を使用した生後7ヶ月から利用できる口腔内ケア製品など3種類を8月20日より発売する。

L8020菌は、厚生労働省や日本歯科医師会が推進している、満80歳で自分の歯を20本以上守ることを目指した8020運動が推薦する乳酸菌。

むし歯の発生するメカニズムは、食べ物から摂取した糖分をむし歯菌などが分解し、粘性の不溶性グルカンという歯垢の元を作り、その歯垢を温床としてむし歯菌が糖分を材料に歯の表面を溶かす酸を生み出すことにより発生する。

L8020菌はむし歯菌を減らす働きに加え、善玉菌を増やして悪玉菌を減らし、口腔内のpHを酸性から中性に保つ作用により、むし歯菌が住み着きにくい環境に保つ。

「L8020菌入 顆粒」発売製品は、「ラクレッシュ L8020菌入 マウスウォッシュ」(738円/税抜)、「L8020菌入 マウスウォッシュ」(798円/税抜)、「L8020菌入 顆粒」(646円/税抜=写真)の3種類。同社によると、製品を使用することで、口腔内のむし歯菌、歯周病菌の抑制、口臭予防に有効なL8020菌を簡単に接種できる。

「L8020菌入 顆粒」は、歯が生える前7ヵ月頃から利用できる顆粒タイプ。むし歯は細菌の感染によって引き起こされる一種の感染症で、親のむし歯菌が子供に感染することが、むし歯になる原因の一つと言われており、「歯の生え始める頃からでもむし歯予防を」という多くの声に応えての新登場した。

広島大学歯学部二川浩樹(にかわ ひろき)教授は、むし歯菌・歯周病菌・カンジダ菌の発育を阻止する、殺菌効果のある乳酸菌の一種 「L8020菌」を発見。広島大学歯学部生物クラブバイテックの学生たちとともに研究を行う。四国乳業の協力で作成したヨーグルトを用いたヒト試験で、ヒトの口(口腔内)から、むし歯菌と4種類の歯周病菌を効果的に減らすことを明らかにしている。

参考リンク
ジェクス株式会社

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