米国でジェルネイルの需要アップ

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2016.03.4

国際部

アメリカのネイルケアとネイルカラーの市場の成長は、2013年以降鈍化しているが、ジェルネイルの需要は増加しているというリサーチ結果を市場調査会社ミンテルは、2月25日、発表した。

同社の調査では、近年、ネイルサロンとホームケアの両方でジェルネイルの人気が高まっており、このセグメントの売上は右肩上がりに順調に推移しているという。昨年、アメリカのネイルサロンでサービスを受けた女性の内、23%はジェルネイルを選んだ。2013年と比較すると35%の増加を記録した。ホームケアでは、家庭用ジェルネイルの女性利用者は14%で、2013年の同利用者の割合7%から倍増した。

ジェルネイルの需要増加について、最近のハイブリッドポリッシュはUVライトなどの光を使って乾かす必要がないなどの簡易性が奏功していると分析している。ジェルネイルの利用率が高い世代は24‐35歳の女性とヒスパニック系女性。特に家庭でネイルをする場合、ヒスパニック系女性の4割強が何らかの形式でジェルネイルを活用していることが分かった。

アメリカのネイルケアとネイルカラー市場は2013年に20億ドルに達したが、2014年の売上は19億ドルと下降してしまった。市場は回復の兆しがあり、2020年には20億ドルに持ち返すとミンテル社は予測している。

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