＜2018年の年頭所感＞株式会社コーセー 代表取締役社長 小林一俊氏

明けましておめでとうございます。全国の化粧品販売店の皆さま、ならびに化粧品業界関係者の皆さまにおかれましては、お健やかに佳き新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中は株式会社コーセーに対しまして格別のご配慮を賜り厚くお礼申し上げます。

現在、コーセーでは広く世界にコーセーファンを広げ、世界で存在感のある企業へと進化させる取組みを進めています。「モノづくり」に関しては、昨年3月に、より付加価値の高い化粧品を安定して製造できる群馬工場新生産棟を稼働させました。また、来年度には、新たな研究施設を、現在の製品研究所の隣接地に建設しますので、創業の地・王子に研究拠点が集約されることになります。

これにより、本社＝研究＝工場という価値創出の連携がより緊密となり、高度化するお客さまのニーズにもスピーディにお応えできるものと考えています。なお、昨年10月には、皮膚科学や生命科学に関する最先端研究施設の世界的集積地であるフランス・リヨン市に研究所の「フランス分室」を開設しました。この最先端エリアにおける研究でも「新たな価値の創出」につながる成果を期待しています。

また「お客さまづくり」の面では、新しい価値の提案をはじめ、あらゆる活動でこれまでの延長線上に無い「お客さまとの関係づくり」を追求してまいります。お客さまとの新たな出会いの場を創出する「コーセー Beauty フェスタ」も、今後は東京や大阪だけでなく、「地域密着」をテーマに全国主要都市で開催いたします。

コーセーグループは、今後とも持てる力を結集し、新しい価値の創出に取組み、お客さまからご支持をいただけ、ご販売店の皆さまからは最も信頼のおけるパートナーであると評価していただけるよう全力を尽くしてまいります。どうぞ、今後とも倍旧のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

皆さまのますますのご多幸とご繁栄を心からお祈り申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。