自然志向のスキンケア化粧品などの企画販売を手掛ける株式会社ハウス オブ ローゼ（東京都港区）は23日、『フローリス』ブランドから、1927年のロンドンを映し出すフレグランス『FL オードパフューム1927』（100ml、税抜3万円）を発表した。7月25日から伊勢丹新宿店で先行発売し、8月1日から全国発売を開始する。

トップノートにはベルガモット、アルデヒド、マンダリンを採用。貴族や中産階級の野心家らが“ブライトヤングシングス”と呼ばれ、ファッション、パーティ、酒、ドラッグにふけるヤングカルチャを作り上げていた時代をほうふつさせる香りに仕上がっている。

『FL オードパフューム1927』は、60～80年代のロンドンの3つの地区のソウルとハートを表現した3部作シリーズ『ザ・フレグランス・ジャーナルズ』（2016年秋販売）に新たにラインナップされたもの。

『フローリス』は、1730年にジュアン・ファメニアス・フローリス氏によって創設された。当時から家族経営を現代までも続けている伝統ブランドで、エリザベス2世、チャールズ皇太子から認定を受けている、王室ご用達フレグランスとなっている。愛用者には、チャーチル首相やマリリンモンローなどが名前を連ねている。