ロサンゼルス発ランサースキンケア、アジア市場へ販路拡大
2018.08.28
国際部
米ドクターズコスメのランサースキンケア(ロサンゼルス)は、23日、アジア市場開拓のパーソナーとしてシンガポールに本社を置くラクセイシアグループと提携したと発表した。ラクセイシアグループが展開するオンラインショッピングサイトなどの販売チャネルを活用してシンガポール、マレーシア、タイ、マカオなどの市場へ参入する。
同社は、既にドバイ、クウェート、サウジアラビアなど中東市場でのビジネスに乗り出しており、今回の提携で国際市場でのビジネスを一気に拡大する計画。
カナダ出身のハロルド・ランサー博士がロサンゼルスのビバリーヒルズに皮膚科クリニックを1983年に開業すると同時にスキンケアの開発を開始した。3万人以上の患者や利用者の臨床データに基づき革新的で高品質のスキンケアの製品ラインを提供している。ノーマル、ドライ、オイリー、コンビネーション、センシティブの5つのスキンタイプに基づいてポリッシュ、クレンズ、ノーリッシュの3ステップのスキンケアレジメンを推奨している。
ランサースキンケアの最高経営責任者(CEO)の Tracey Sameyah氏は、「アジア市場は重要な戦略地域であり、ラクセイシアとの提携はランサースキンケアを新たな成長ステージに導く」などと述べている。