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米エスティローダー「乳がん啓発キャンペーン2014」開始

9acfab79-13f3-4aee-8e95-9a6ea6a7282e.HR10月はピンクリボンで知られる「Breast Cancer Awareness(BCA)乳がん啓発活動」の月にあたり、米エスティーローダー・カンパニーは2014年のキャンペーンとして「デジタル・ストーリーテリング」を通して寄付金活動を開始すると10月1日、発表した。キャンペーン活動は10月1日から10月31日まで実施。

今年のテーマは希望、絆、愛、世代で、たとえ乳がんという病気になったとしても、患者を家族、友人、さらには世界中の人々が支え合うことが重要だというメッセージを伝える。実体験として乳がんに立ち向かった女性、男性の4つの家族がデジタルストーリー(物語)に登場して、テーマについて感動的に語りかける。

キャンペーン公式サイト(http://bcacampaign.com)では参加者は、今年のストーリーを聞くだけでなく、自分のストーリーを200単語以内で作成して写真と合わせて投稿することができる。ビデオをアップして共有するメディアライブラリーもある。寄付金活動のチャネルでは今年は500万ドル調達を目標にしており、乳がん研究、教育、医療サービスに貢献したいとしている。

1992年に同社のシニア コーポレート ヴァイス プレジデントであった 故エヴリン・H. ローダー氏が BCAキャンペーンを立ち上げた。現在では世界70カ国を超える国々で乳がんの知識啓発のキャンペーンが展開されている。これまでに総額5300万ドルの寄付金が世界から集まった。そのうち、過去20年間に4200万ドルが乳がん研究基金を通して世界各地166件の乳がん研究プロジェクトに投じられている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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