世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

英フレグランスハウス CPL Aromas、 競合AFFフレグランス事業買収

イギリスのフレグランスハウスCPL Aromasは、5日、 英Aromatic Flavors and Fragrances(AFF)のフレグランス事業を買収すると発表した。AFFフレグランス部門は今後、ハートフォードシャーにあるCPLアロマUKセールス部門に移管される。買収額など詳細については明らかにされていない。

CPL Aromas社はイギリスおよび中東のフレグランス市場でビジネスを展開しており、AFFフレグランス事業を買収することで中東地域でのプレゼンスを強化するものとみられる。現在のAFF顧客に、CPLアロマスの技術へのアクセス、すべての製品カテゴリにわたる創造的な香水製造作業、顧客サービスを提供していく。

同社の最高経営責任者(CEO)Chris Pickthall氏は、今回の買収について次のように述べている。「CPLはAFFと同じように、ルーツは英国にあり、ドバイでの販売は好調です。私たちは、新しいAFFのお客様に、CPLの世界的な香水製造チームと卓越した研究開発技術を提供できることを楽しみにしています」

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

  1. 世界の化粧品市場2025年展望:P&G・LVMH・ロレアルの戦略と日本企業の課題

  2. 資生堂、「女性研究者サイエンスグラント」の第16回受賞者決定

  3. 米バイオテクノロジー企業アミリス、CEO退任と世界的な人員削除を発表

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP