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1日5時間以上のスマホ使用で肥満増加の可能性

スマートフォンの使用と肥満リスクの関係を検討した研究結果が725日、米国心臓病協会(American College of Cardiology)からニュースリリースされた。

研究者らは「スマートフォンの使用に時間をかけ過ぎると、座りがちな行動が促進され、身体活動の時間が短くなり、早期死亡、糖尿病、心臓病、さまざまながん、骨関節の不快感、筋骨格症状のリスクが高まる」と述べている。

20186月から12月にSimónBolívar大学のHealth Sciences Faculty1060人の学生を分析した。対象は女性700人、男性360人ので、平均年齢はそれぞれ19歳と20歳。男性の36.1%は過体重、42.6%は肥満だった。女性は63.9%が過体重、57.4%が肥満だった。過体重の被験者の26%、肥満の被験者の4.6%が、スマートフォンを15時間以上使用していた。分析の結果、肥満のリスクは43%増加していた。その理由は、座りがちな生活で身体活動が減少し、甘い飲み物、ファストフード、お菓子、軽食の摂取が倍増していることが上げられた。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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