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米エスティローダー、20年度第1四半期増収増益

米エスティローダーは、10月31日、2020年度第一四半期(7月1日〜9月31日)の決算を発表した。売上高は前年同期比11%増の38億9500万ドル、純利益は前年同期比19%増の5億9500万ドルと増収増益を記録した。 スキンケアカテゴリがすべての地域で増収し、今期の成長を牽引した。特に「エスティローダー」ブランドおよびいくつかの高級ブランドの国際市場の売上が躍進したのに加え、トラベルリテール事業およびオンラインチャネルでの売上も好調だった。

同社のファブリツィオ・フリーダ社長兼最高経営責任者(CEO)は、 「複数の成長エンジンに基づいた経営戦略は、特に変動の激しい地球環境に照らして、当社のビジネスモデルで作成した俊敏性と回復力を反映して、並外れたパフォーマンスを実現するのに役立った」などと述べている。

年間の売上高は7〜8%の増加を見通しており、2020年度通期の1株当たりの利益は、5.58ドルから5.69ドルになると予測している。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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