時間制限付き断食は減量と心臓の健康にも有効

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2020.07.28

国際部

時間制限付き断食(time-restricted feeding)の効果を検討した論文が7月15日、「Cell Metabolism」オンラインに掲載された。

時間制限付き断食とは1日のうち一定の時間帯にのみ食事をするもので、今回の研究では一般的な方法である4時間制限および6時間制限の2種が体重および心血管代謝リスク因子に及ぼす影響を比較した。

肥満成人を対象に、4時間制限(午後3時から7時の間のみ食事を取る)、は6時間制限(午後1時から7時の間のみ食事を取る)、または対照(食事時間に制限なし)の無作為化試験を行った。試験終了の8週時点で、4時間および6時間の食事制限は体重、インスリン抵抗性、および酸化ストレスの減少をもたらたした。エネルギー摂取量は、両食事制限グループとも1日約550kcal減少していた。研究者らは、これらの発見は4時間および6時間の食事時間制限が減量介入として有望であり、さらに心臓の健康のいくつかの側面を改善するかもしれないと述べている。

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