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ドラッグストアチェーン大手ワトソングループ、中東に進出

アジア最大のドラッグストアチェーンを展開するASワトソングループは、8日、中東のコングロマリットであるAl-Futtaimとフランチャイズ契約を結び、中東市場に進出すると発表した。ワトソングループのほぼ180年の歴史の中で、初めてのフランチャイズ契約になる。両社は共同で、2025年末までに、中東地域に「ワトソン」ドラッグストアを100店舗オープンする計画を立てている。

最初の旗艦店は、2020年10月1日にドバイ首長国にあるドバイモールに開店する予定で、同時にeコマースポータルサイト(Watsons.ae)、モバイルアプリ(Watsons UAE)を始動させる。アラブ首長国連邦での出店数を増加させる一方、2021年にはサウジアラビア王国に進出する予定。

ワトソングループのマネージングディレクターのDominic Lai氏は、「世界で最も急成長している美容製品市場の1つである中東のお客様にワトソンをお届けできることを嬉しく思います」などとコメントしている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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