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便秘は心血管疾患リスク増加と関連

便秘と心血管疾患リスクとの関連を検討した論文が9月1日、「BMJ Open」オンラインに掲載された。

今回の研究は、デンマークの住民ベースコホートを用いて実施された。2004-13年の全ての病院および病院の外来診療データから便秘の患者8万3239人とマッチさせた便秘でない83万2384人を比較した。便秘患者の診断時の年齢中央値は46.5歳で41%が男性だった。

共存疾患および薬剤で補正した回帰分析で、便秘は静脈血栓塞栓症、特に内臓静脈血栓症と強く関連した。便秘は、心筋梗塞、虚血性脳卒中、出血脳性卒中、抹消動脈疾患、心房細動または心房粗動および心不全を含む動脈イベントにも関連した。この関連は、便秘診断後の最初の1年間が最も強く、便秘薬処方数の増加に伴って強くなった。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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