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米国美容歯科学会が高齢者の「笑顔」チェックを推奨

米国美容歯科学会は同学会のホームページで17日、高齢者の「笑顔」チェックが健康習慣のひとつであるというコメントを発表した。

米国の50歳以上の男女を対象とした調査では、半数以上が「笑顔」は年齢より若く見える条件であるとしていた。米国美容歯科学会では、通常の歯科検診で笑顔を保つことは理にかなっており、また、AACD加盟歯科医は健康的な笑顔を維持するアドバイスを行っているという。

「私たちは年を取るにつれて、歯と歯茎の摩耗や損傷にダメージが蓄積される」とAACD会長のJack Ringer博士は言う。多くの高齢者にとって、老化による歯へのダメージを解消することは大きな関心事であり、「今日の美容歯科の技術では人の外観を数十年も遡らせることができる」。

AACDによれば、歯と歯茎には年齢が存在しないという。半年ごとの歯科検査により、老化は回避でき、特に心臓病や糖尿病を持つ患者では、40代にはすでに口腔の健康に問題が出始めることがあるので、より一層の注意が必要であると注意を促している。

歯科検査には歯と歯茎、関節や筋肉の検査が含まれている。また、高齢者では、歯肉線のキャビティと、唾液が少なくなったり薬剤の服用による口腔内の乾燥から問題が生じていることが多いことが特徴とされた。また、歯科検査では口腔癌や軟部組織異常の確認のための検査も推奨されている。

AACDでは、最も人気のある美容歯科技術は歯の美白で、安価なものでは非侵襲的な漂白が、さらに微細な歯の欠けを充填材を使用して修復し、若々しい外観に戻す技術も好んで使用されているという。きれいに揃った、白い歯が若々しい笑顔を保つコツであり、そのためのアドバイスができるAACD所属の歯科医は学会ホームページで検索も可能となっている。

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