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肉より魚を食べる人で心血管疾患リスク低い

菜食、魚食、肉食者での心血管疾患および死亡リスクを比較した結果が12月14日、「European Heart Journal」オンラインに掲載された。

今回の研究では、英国バイオバンクのデータを用いて菜食者、魚食者、魚および鶏肉食者、肉食者など42万2791人(女性が55.4%)の食生活の異なる人々における心血管疾患の発症率および死亡率を比較した。

その結果、食肉者が全体の94.7%を占め、それ以外の食生活グループに比べ肥満率が高かった。中央値8.5年の追跡で、肉食グループに比べ魚食グループで、心血管疾患発症リスクが低かった。有害転帰リスクは、肉食グループと魚食および家禽食グループと差はなかった。食生活タイプと心血管死亡に関連は見られなかった。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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