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英ユニリーバ、2020年通期減収減益

英ユニリーバは、4日、2020年通期決算を発表した。売上高は前年比2.4%減の507億ユーロ、営業利益は前年比4.6%減の83億ユーロと減収減益となった。新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響を受け市場は不安定だった。世界各国での都市封鎖で在宅の時間が増えたことなどで、ビューティー&パーソナルケア部門の売上低迷で打撃を受けたが、下半期にはアジア市場で経済活動が正常化し回復基調になる。

ビューティー&パーソナルケア部門の売上は前年比3.4%減の211億ユーロ、ホームケア部門の売上は前年比3.4%減の105億ユーロ、食べ物&リフレッシュメント部門 の売上は前年比0.8%減の191億ユーロを計上した。

新興市場では、中国とインドが下半期に成長に戻ったため、前年比1.2%成長した。先進国市場は、北米市場の家庭用食品の力に牽引されて2.9%成長したが、欧州市場は通年で減少に留まった。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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