美容施術への抵抗感は減少、エイジングケアはホームケア志向
2013.10.16
編集部
ロレアル パリは25歳~55歳の最新の美容情報に関心がある日本全国の働く女性300人を対象に、女性の美容とライフスタイルに関する意識調査を行い、その結果を10月15日発表した。このうち、クリニック・美容皮膚科での美容施術に対する抵抗感は減少傾向にあるが、実際の経験者は6.5%。エイジングケアに関しては、約9割が「美容施術並みの効果がある化粧品」などによるホームケア志向であることがわかった。
クリニック・美容皮膚科での美容施術に対する抵抗感が数年前と比べて少なくなったと感じている人は全体の約7割だったが、実際の施術経験者は6.5%にとどまっている。エイジングケアに積極的な層が行っているケアも、1位「化粧品メーカーの高機能化粧品の使用」(42.7%)、2位「顔・頭皮のマッサージ」(41.1%)、3位「顔の表情筋のトレーニング」 (23.2%)とホームケアが中心。更に、「市販の化粧品でクリニックでの美容施術並みの効果を発揮するものがあったら良い」と思う人も全体の約9割近くにのぼり、エイジングケアはホームケアで何とかしたいと思っている人が多いことがわかった。
また、最新の美容情報に関心がある女性の中で「エイジングケアを積極的に行っている」人は62%。そのうち、71%の人が自分はポジティブな性格だと認識していた。同社は、そうしたエイジングケアを積極的に行っている女性を「美肌力がある女性」と定義。“美肌力”のある女性は、「恋人・配偶者との関係がうまくいっている」「生活が充実している」「ファッションにこだわりがある」などポジティブに人生を楽しんでいる傾向があると分析している。