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世界のフレーバーおよびフレグランス市場は2027年までに35兆ドルに達する見通し

グローバルリサーチ会社 Research And Marketsは、16日、同社の最新のレポートより世界のフレーバーおよびフレグランスの市場は2027年までに35兆ドルに達するという予測をリリースした。同市場は2019年に28兆1931億ドルと評価され、2021年から2027年までの期間、4.7%の年平均成長率(CAGR)で拡大する見通しだ。

同社は、有料レポート 「Flavors and Fragrance Market by Type, Nature and Application: Global Opportunity Analysis and Industry Forecast, 2021-2027」の中でフレーバーとフレグランスの個々の市場セグメントの定量分析、現在の傾向、および予測期間中の市場機会、キープレーヤー、 成長戦略などを提供している。

フレーバーの成分は、一般的に天然または石油の原材料から抽出され、パーソナルケアやその他の消費財に広く使用されている。フレグランスは、洗剤、化粧品、石鹸、トイレタリーなどの製品に広く使用されている。 食品・飲料業界では、新製品の開発、新製品ラインの追加、既存製品の味の変更など、さまざまな目的でフレーバーの需要が増加している。予測期間中、食品および飲料業界からの新しいフレーバーに対する高い需要と継続的な革新が、フレーバーおよびフレグランス市場の成長を後押しすると予測されている。特にファーストフード業界からの需要の増加は、フレーバーとフレグランス市場で成長の好機会を提供すると予想される。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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