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body contouring surgeryの合併症率21%

減量後のbody contouring surgeryの合併症を分析した結果が7月19日、「Revista do Colegio Brasileiro de Cirurgioes」オンラインに掲載された。

body contour surgeryは体重減少に伴う皮膚のたるみや垂れなどの身体醜形障害を矯正する手術であり、合併症が多く発生することが示唆されている。

今回の研究では、2014-16年に、減量手術後にbody contour surgery(体の輪郭手術)を受けた患者を対象に、後ろ向き研究で合併症発生状況を検討した。対象の患者は180人で、91.7%が女性で、平均年齢は46.3±1.7歳だった。最も多く行われた手術は腹壁形成術(48.9%)、次に乳房形成術(21.1%)だった。合併症は全体の26.1%で発生し、中では部分的な裂開(40.4%)、漿液腫(14.9%)が多かった。合併症が発生した患者は、そうでない患者よりも平均年齢が高かった。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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