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アムスライフサイエンス、2018年3Qの当期純利益は35.5%増

健康食品・化粧品のOEMメーカーの株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス(静岡県静岡市)はこのほど、2018年8月期第3四半期の売上高が前年同期比5.4%増の117億1500万円、当期純利益が同35.5%増の5億700万円となったと発表した。

セグメント別の業績を見ると、主力のヘルスケア事業の売上高は前年同期比5.6%増の高108億4200万円となった。

内訳をみると、OEM部門については、ダイエット訴求の商材として乳酸菌や酵母関連商品が好調に推移したほか、スポーツニュートリション市場の活性化に比例しプロテインやアミノ酸関連の商品が伸長した。その結果、同部門の売上高は前年同期比で二桁増となった。

アジア地域を主な取引先とする海外部門は、シンガポールのOEM顧客における美容商材の受注が伸長した。また、ベトナムのOEM顧客においても美容商材が順調に推移した。その結果、同部門の売上高は前年同期を上回った。さらなる販路拡大に向け、今春より中国人2名を営業職として増員した。

通信販売部門については、新規顧客の獲得や知名度の向上を目的に、全国紙へ継続的に広告を出稿している。定番人気商材である「爽快柑シリーズ」は、昨年11月より順次リニューアルを行い、広告宣伝を強化したことで好調な売れ行きとなった。しかしながら、ネット広告市場の変化が影響しネット事業の成長が鈍化したことにより、同部門の売上高を伸ばすことはできなかった。

卸販売部門は、主要販路であるドラッグストアや乳幼児用品を販売する大型チェーン店から「miteteシリーズ」の『葉酸サプリ』『マタニティクリーム』の受注が好調に推移したほか、『ダイエットサプリ』も伸長した。しかしながら、昨年春の特需商品が縮小したことにより、同部門の売上高は前年同期を下回った。

店舗販売部門については、百貨店の催事へ積極的に出展したほか、前期に引き続き自社ブランド品の販売比率引き上げに努めた。また、近年注目を集めている筋肉増強やロコモティブシンドローム対策の流れを受け、4月に『RICH アミノ3000』を新発売し顧客対応力の増強を図った。ただ、店舗数の減少による減収が影響し、同部門の売上高は前年同期を下回った。

2018年8月期通期の売上高は前期比2.4%増の155億円、当期純利益は同41.7%増の6億6000万円となる見通し。

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