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化粧品・理美容サービス、8月の消費者意欲は低下 「来月の消費予報・8月」発表

株式会社博報堂(東京都港区/代表取締役社長:水島正幸)のシンクタンク博報堂生活総合研究所は7月26日、 「来月の消費予報・8月」(消費意欲指数)を発表した。

これによると2021年8月の消費意欲指数は48.8点。前月比は-0.1ptで横ばい、前年比は-0.7ptとやや低下した。

このうち前月と比べ生活必需品以外で落ち込みが目立つのが、化粧品と理美容サービスだ。同指数によると、「特に買いたいモノ・利用したいサービス」として調査対象者があげたもののうち「化粧品」と回答したのは調査対象者全体406人中109人で前月よりマイナス32人、「理美容サービス」と答えたのが98人で前月よりマイナス33人となった。

女性218人についてもこの傾向は変わらず、「特に買いたいモノ・利用したいサービス」で「化粧品」を選んだのは92人で前月比マイナス29人、「理美容サービス」でも72人同比マイナス33人という結果となった。

この結果について同研究所は、「『ワクチン接種でコロナが収まる』とした回答者が7月指数1件・8月指数12件と、消費意欲を押し上げるような回答があまり増えていないことも、消費意欲がコロナ前の状態に回復しきれない状況を生み出しているのかもしれません」と分析している。

なお、「来月の消費予報」は、20~69歳の男女1,500名を対象に「来月の消費意欲」を点数化してもらうなどして、消費の先行きに関する調査を毎月実施し、その結果を発表するもの。今回の調査は7月1日~5日にかけて行われた。

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