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2021年夏に肌トラブルを感じる人は昨年の1.6倍に マスク蒸れの「うるおい勘違い」にも注意

第一三共ヘルスケア株式会社(東京都中央区/代表取締役社長:吉田勝彦)は7月19日、2021年5月に「コロナ禍でのマスク着用と肌に関する調査」を実施したところ、20~40代男女の肌トラブルは増加傾向にあり、2020年の調査結果と比較すると約1.6倍に増加したと発表した。

数値的には「昨年の今頃と比較して肌トラブルが増えた気がする」と回答した人は50.0%で、2020年6月に行った調査と比較して約1.6倍(18.9pt上昇)に増加した。また、「肌が敏感になった気がする」と回答した人も45.0%と、昨年の約1.4倍(13.1pt上昇)となった。

また、「肌全体の力が衰えている気がする」と感じている人は44.4%、「老け顔になった気がする」と感じている人は47.3%という結果となった。

同社はこの結果について「女性だけでなく男性にもほぼ同じ傾向が見られることから、男女問わずコロナ禍での生活の影響が肌に現れていることが推察されます」と分析している。

さらに「マスクの着用による肌の悩み」で最も多かったのが、「マスク下に感じる蒸れ」で、非常に感じる・まあ感じる合わせると85.7%に達した。

ただし、同社はこの悩みについて「マスクの下が蒸れている=水分が足りている」わけではないと注意を促している。
そのことについて「汗が大量に分泌されると、皮脂膜やNMF(天然保湿因子)が汗と一緒に流され、水分が保てず肌内部では乾燥が進み、いわゆるインナードライ肌に偏ることがあります。肌の内側は乾燥していても、表面は熱帯雨林状態だから水分が足りていると考えてしまう、『うるおい勘違い』には注意が必要」としている。

その他、アンケート結果の分析では「加えて乾燥と脂っぽさが顔に混在する『混合肌』が増えている可能性」や「夏の保湿をおろそかにすると、肌トラブルが深刻化する可能性」について指摘している。

なお、同アンケートの詳細についてはhttps://www.daiichisankyo-hc.co.jp/info/info_npr_2107_00755.htmlで公開している。

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