米国の形成外科クリニック、乳がん撲滅ウォークラリーを支援
2013.10.18
編集部
米国フロリダ州にあるタラハシー形成外科クリニックは15日、米国がん協会の主催する「乳がん撲滅ウォークラリー」をスポンサーとして支援することを発表した。
ウォークラリーは乳がん撲滅月間に一環として、10月20日に開催される。米国がん協会主催のこのイベントは、乳がん患者とがん生存者だけではなく、より効果的な治療法の確立、選択肢を増やすことへの研究資金調達を目的としている。
「がん協会によると、アメリカ人女性の12%が浸潤性乳がんを発症するというが、これは単に統計にすぎない。個人個人の患者さんへの影響は大きく、私たちは形成外科医として毎日、それを見てきている。当クリニックでは、がん患者およびがん生存者のみなさんへゆるぎない支援を送り、がんのない未来へとともに歩んでいくことを誇りに思っている」とクリニックはコメントを出している。
「乳がん撲滅ウォークラリー」は1984年、ボストンのがん生存者Margery Gould Rath氏の尽力により開始されたもので。1993年に米国がん協会の公式イベントとして採択された。以来、全米で300の地域に広がっている。
そのほか、乳がん撲滅運動として有名なものに「ピンクリボン運動」がある。「乳がんで悲しむ人をなくすために」を合言葉に欧米各国で実施されている、乳がんについての知識を広げ、マンモグラフィなどの検査の実施を促す、乳がん啓発運動として実施されている。