化粧品の通信販売で消費者相談が増加 経産省が発表
2021.08.12
編集部
経済産業省は8月2日、令和2年度消費者相談の概況を取りまとめ、公表した。
これによると令和2年度の同省消費者相談室への相談件数は、7,742件(前年度比4.1%増)となり、2年連続で増加した。
このうち、「特定商取引法関係」は4,948件(前年度比20.9%増)となり、全体の6割強(構成比63.9%)を占めた。
そのなかの取引類型別では、「通信販売」が1,795件(前年度比47.1%増)と2年連続で最多となり、とくに、健康食品や化粧品の定期購入に関する相談が多く寄せられたと言及している。
これについて商品別でみると、「健康食品」が585件、「化粧品が」が77件で、通信販売についての相談のうちこれら2つで8割強を占めた。