(74)ディール/上 ~新ビジネス、次世代型IT美容ベンチャーに躍り出る~
2021.08.18
編集部
美容系ITベンチャー企業のディール(東京都中野区)は、2017年8月に法人を設立して以来、4年を経た現在では、130社を超える美容、健康などのD2C企業(D2C=Direct to Consumerの略で、企業が自ら商品を企画・製造し、自社の販売チャネルで、直接、顧客に販売するビジネスモデル)と約3000人にのぼるインフルエンサー(主にネットでの情報発信によって世間や人の思考、行動に対して大きな影響を与える人物の総称)会員と取引を行うなど次世代型IT美容ベンチャー企業に躍り出た。
同社は「インフルエンサーと顧客(D2C企業)を成功に導く」を企業理念に掲げ、主に化粧品・健康食品などのEC通販(D2C)企業向けにベンダーが提供するクラウドサーバーにあるソフトウェアをインターネットを経由してユーザーが利用できる「サース(SAAS)事業」や「SNSアカウント運用事業」などを展開している。
現在、社内に「セールスチーム」、「カスタマーサクセスチーム」、「エンジニアチーム」、「バックオフィスチーム」の4つの主な部署があり、それぞれの部署で専門の業務に取り組んでいる。
セールスチームは、主に化粧品・健康食品EC通販企業などの美容コスメD2Cブランド向けに、インフルエンサーマーケティング事業やSNSアカウント運用事業、WEBデザイン制作事業、SAAS事業の自社サービス「ECキャスティング」や「UGCクリエイティブ」の提案など美容コスメD2Cブランドを成功に導くためのソーシャルメディアマーケティング領域の企画・立案・提案の新規開拓を実施。
カスタマーサクセスチームは、化粧品・健康食品EC通販企業などの美容コスメD2Cブランドを成功に導くために、SaaSの「ECキャスティング」や「UGCクリエイティブ」などの既存顧客向けのカスタマーサクセス(顧客の成功)業務を行います。インフルエンサーマーケティング、キャスティング、マーケティングリサーチ、SNSアカウント運用、その他マーケティング全般の企画・提案・運用など美容コスメD2Cブランドを成功に導くための業務全般を行
エンジニアチームは、化粧品・健康食品EC通販(D2C)企業などのLPやECサイトのクリエイティブ領域のWEBデザイン制作、自社プロダクトのSaaS「ECキャスティング」や「UGCクリエイティブ」などの自社開発を行っている。
バックオフィスチームは、コーポレートスタッフとして、バックオフィス領域の広報、人事、経理、事務、秘書などを行っている。
同社は、設立5年目のスタートアップベンチャー。社員の平均年齢は、25歳。社長も20代と若い。引き続き、D2Cに特化したソーシャルメディアマーケット領域で事業を拡大する計画。