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化学製品に対応したAI外観検査システム ランダム模様の材質検査も可能に

ロボット・AI・IoTデバイスの企画・設計・開発などを手がける株式会社ASTINA(東京都墨田区/代表取締役:儀間 匠)は9月7日、化粧品を含む幅広い化学製品の外観検査に対応できるAIの提供を開始したと発表した。

AIソリューションの名前は「OKIKAE for AI外観検査」。さまざまな材質のワーク(作業対象となっている部品や製品)に対応しており、従来の画像処理検査(ルール定義型)の処理では難しいとされていたランダム模様を保有する材質に対しても検査が可能となった。

これにより、プラスチックの製品の凹みや傷、キズ・ヒケ・タダレ・コンタミなどの異常を検出できるようになった。凹凸のある製品や曲面でも検査が可能だ。同時に、立体的な製品でも、360度全方位をカバーできる装置も提案している。

また、表面が均一ではない(ランダム模様の)材質、例えばゴム製品に対しても、傷や流入物を検知できる。製品の仕様としての凹凸であったり、製造過程で使用される印字がある場合でも、それらと異常を区別して検知を行なう。

このAIについて同社は「AIで種別判定が可能であるため、種類別の排出も実現」、「既存の設備にAI外観検査、NG機構を設けられる」、「多品種少量生産に適したシステムの設定が可能」など、多くの特徴があるとしている。

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